スクラムチームのメンバーシップ (Scrum Team Membership)
スクラムチームメンバーシップとは、スクラムチームを構成する役割、規模、およびチーム構造の持続性に関する原則や枠組みである。スクラムチームはサブチームや階層構造を持たない対等な専門家集団であり、チーム全員が同じプロダクトゴール、プロダクトバックログ、プロダクトオーナーを共有する。チームの構成はスクラムマスター、プロダクトオーナー、ならびに開発を担うメンバーからなり、コミュニケーションの効率性とスキルのバランスを考慮した最適な規模が求められる。また、責任を持つ当事者意識の明確化や、自己組織化と生産性を維持するための安定したチーム構成が重視される。小回りの利く柔軟性を保ちつつ、共通の目的に向かって対等かつ効果的に機能するための基盤を提供する。
改訂後の定義[1]では、スクラムチームは1人のスクラムマスター、1人のプロダクトオーナー、および複数人の「開発者」で構成されるとされる。一方、それ以前の定義[2]では、スクラムチームはスクラムマスター・プロダクトオーナー・「開発チーム」で構成されていた。開発チームの最適な人数は、小回りとスキルのバランスを考慮して3人以上9人以下とされていた[2]。この際、プロダクトオーナーやスクラムマスターがスプリントバックログの実務作業に携わらない限り、開発チームの人数には含まれない扱いとなっていた[2]。さらに初期の定義[3]においては、相互作用と調整コストのバランスを考慮した最適なチーム人数は「7±2名」と規定されていた。
また、責任の所在を明確にする概念として、責任を持つ当事者は「豚」、指示や助言のみを行う外部者は「鶏」として区別されていた[3]。
チームの持続性に関しては、スプリント終了時にメンバーを変更すること自体は可能とされているものの、変更のたびに自己組織化のプロセスはリセットされ生産性が低下するため、安定したチーム構成の維持が重要とされる[3]。
- 所属タグ: Scrum Scrum Team
- カテゴリー: Scrum Core
オントロジー上の位置
Section titled “オントロジー上の位置”- 上位クラス(直接の親から順に): Team_Membership
- 兄弟クラス: 未定義
- 他の概念との関係: 未定義
- 関連する検証ルール: 未定義
- 関連CQ: 未対応
- 原文: 未定義
- オントロジー階層: オントロジー階層で見る
-
Scrum Guide 2020(ライセンス: CC BY-SA 4.0) ↩
-
Scrum Guide 2011 October(ライセンス: All Rights Reserved) ↩ ↩2 ↩3
-
Scrum Guide 2010(ライセンス: ライセンス不明) ↩ ↩2 ↩3