有効性・生産性 (Effectiveness, Productivity)
チームが成果物の品質に関するステークホルダーの期待に応え、持続的に価値を創出できている度合いを示す包括的な指標である。
単なる作業スピードやコード行数などの局所的な生産性指標とは異なり、ステークホルダー満足度とチームメンバーの士気(モラール)を統合して評価する点に特徴がある。
- 定義と構成: ハックマンの理論に基づき、外部のステークホルダーが成果物に満足している度合いと、チームメンバー自身が仕事に誇りや意味を感じている度合いの組み合わせとして運用される。
- 有効性を規定する5つのコアプロセス: (1) 反応性(応答性)、(2) ステークホルダーの関心、(3) 継続的改善、(4) チームの自律性、(5) 経営陣のサポートの5要素がチーム有効性の大部分を説明する。
- スケーリング手法との独立性: 実証調査の結果、チーム有効性の高低はスケーリング手法の選択には依存せず、チームのアジャイルに対する経験度合いが最も強く影響することが判明している。
- 主観的評価の妥当性: 組織間で客観的な生産性指標を比較することは困難であるが、標準化された有効性・満足度の複合尺度は組織横断の比較において頑健な妥当性を示す[1]。
- 所属タグ: Team Effectiveness Productivity Stakeholder Satisfaction Team Morale
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