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スクラムオブスクラムマスター (Scrum of Scrums Master)

スクラムオブスクラムマスター(SoSM)は、複数チームが協調してプロダクトを開発・デリバリーするスクラムオブスクラムにおいて、全体のプロセスと有効性の向上に責任を持つ役割である。通常のスクラムマスターの責務をスケールされた環境で担い、チーム間の調整やイベントのファシリテーションを行うことを目的とする。具体的には、スケールドデイリースクラムをはじめとするイベントを実施し、チーム間の依存関係の解消や障害物の除去を推進する。また、チーフプロダクトオーナー(CPO)と緊密に連携しながら、各スプリントで確実かつ継続的にリリース可能なインクリメントをデリバリーできるよう支援する。チーム全体のデリバリー効率、スループット向上、品質改善を実現し、マルチチーム環境における成果の最大化を支える位置づけである。

スクラムオブスクラムマスター(SoSM)の主な責務および役割は以下の通りである。

  • スケールされたイベントのファシリテーション スケールドデイリースクラムやスケールドレトロスペクティブ等のイベントを導き、タイムボックスと高い生産性を維持する[1]。

  • チーム間依存関係の解消と障害物除去の促進 チーム横断的な依存関係を把握・調整し、障害物の優先順位付けと除去を推進する。現場レベルで解消不能な障害物については、エグゼクティブアクションチーム(EAT)へエスカレーションする[1]。

  • インクリメントデリバリーの調整と支援 チーフプロダクトオーナー(CPO)と緊密に連携し、複数チームによるリリース可能なインクリメントのデリバリー調整し、各スプリントにおけるスムーズなリリースを支える[1]。

  • チーム全体の有効性向上 スループットの向上や品質改善に取り組み、複数チーム全体のデリバリーにおける効率と有効性を継続的に改善する責任を負う[1]。

  • 所属タグ: Scaling Scrum@Scale Scrum Master
  • カテゴリー: Scaling
  1. Scrum@Scale Guide — 「スクラムオブスクラムマスターは、チームと組織に奉仕する真のリーダーであり、スクラムオブスクラムの外部も含めて、チーム横断的な依存関係を理解し、チーム横断的な調整とコミュニケーションを可能にする。」(ライセンス: CC BY-SA 4.0) ↩ ↩2 ↩3 ↩4