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戦略的ゴール (Strategic Goal)

戦略的ゴールとは、組織がミッションやビジョンを実現するために達成を目指す、最も重要で長期的な大目標である。このゴールは規模が大きく到達までの距離が遠いため、実現への道のりには高い不確実性が伴う。そのため、単なる活動やアウトプットの遂行ではなく、顧客やユーザーが抱える満足度ギャップ(未実現の価値)の解消や、望ましいアウトカム・インパクトの獲得に焦点を当てる。 この不確実で長期的な道のりを進むため、進捗を推し量る実用的なターゲットとして「中間ゴール」や「即時戦術ゴール」を設置し、経験主義に基づいた段階的な実験と計測する。外部環境の変化や定期的な検査・評価を通じて得た新たな学びに基づき、ゴール自体を適応・再設定していく柔軟な運用が不可欠である。

戦略的ゴールの定義と運用における主な特徴は以下の通りである。

  • アウトカム指向の価値定義: 単なる手段や活動・アウトプット(例:ワクチン接種率の向上)の遂行ではなく、顧客やユーザーなど特定グループにおける満足度ギャップ(未実現の価値)の解消や、体験向上、望ましいアウトカム・インパクト(例:病気の影響の根絶)の獲得に焦点を当てて設定される[1][2]。
  • 不確実性への対処と補佐目標の設置: ゴールは大きく到達までの距離が遠く、道筋も不明確で不確実性が高い。そのため、進捗を評価・測定する一連の実用的な段階的ターゲットとして「中間ゴール」[1][2]や「即時戦術ゴール」[2]を設定してアプローチする[1][2]。
  • 経験主義に基づく評価と適応: 現在の状態から開始し、ステップバイステップの実験と計測、検査・適応を繰り返す経験主義的アプローチを用いて進捗を評価する[1][2]。外部環境の変化や定期的な評価を通じて得られた新たな学びに基づき、ゴール自体の適切性を見直し、適応・修正・再設定する運用が不可欠である[1][2]。
  • 所属タグ: EBM Goals Strategic Goal
  • カテゴリー: Value & Metrics
  1. EBM Guide — 「戦略的ゴールとは、満足度のギャップと、組織が CV を増やし UV を減らす機会から形成 されるものである。」(ライセンス: CC BY-SA 4.0) ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5

  2. EBM Guide 2020 — 「戦略的ゴールは、ある種の満足度のギャップと、組織が CV を増やして UV を減らす機 会から形成される。」(ライセンス: CC BY-SA 4.0) ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6