チーム間コーディネーション (Inter-team Coordination)
チーム間コーディネーションとは、複数のチームの間の依存関係を管理することである。Berntzen らの論文は、コーディネーションを活動間の依存関係の管理とする定義を受け、チーム間レベルではコーディネーションメカニズムや戦略がチーム間の依存関係の管理に向けられるとしている。論文は、自律的なチームによる頻繁なデリバリーを重視するアジャイル手法に依存すると、大規模開発でのチーム間コーディネーションは困難を伴うことがあると述べる。
- 先行研究が挙げる大規模環境の問題: 技術的一貫性の確保、ステークホルダーの管理、専門人材の不足への対処、自律的なチーム間のアライメント
- チーム間のメカニズムの例: 各チームの代表者が参加するスクラム・オブ・スクラムや実践コミュニティ、チーム間タスクボード、プロジェクトバックログ
- 16 チームの事例で観察された課題: 他チームと同期が取れていない感覚、情報フローの問題、人や情報の所在の特定、優先順位付けプロセスの不明確さ
- 論文の知見: 不確実性・新規性・複雑さに対処するには、調整を特定の組織的コンテキストに合わせて適合させる必要がある
- 調査の範囲: 同一拠点の環境の 1 事例であり、分散環境での実証研究は今後の課題[1]
- 所属タグ: 大規模アジャイル マルチチームシステム コラボレーション
- カテゴリー: Related Fields
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Coordination Strategies: Managing Inter-team Coordination Challenges in Large-Scale Agile — 「チーム間レベルへと移行すると、コーディネーションメカニズム、そして潜在的にはコーディネーション戦略は、チーム間の依存関係の管理に向けられる [2, 10]。」(原文: “Moving to the inter-team level, coordination mechanisms, and potentially strategies, are directed at managing the dependencies between teams [2, 10].”)(訳)(ライセンス: CC BY 4.0) ↩