脱プロジェクト化 (Deprojectification)
Knutsen らの論文が Nesheim(2023)を引いて紹介する「アジャイルの脱プロジェクト化」は、プロジェクトアプローチが衰退していく変革プロセスを指す。そこでは、プロジェクトアプローチの限界が明らかになり、安定的で学際的な人員配置による長期的なプロダクトチームが設置される。チームは自律性を持ち、組織内で支援を得る。
同論文はこれを、ソフトウェア開発のアジリティとプロダクト指向を組み合わせた状態(PA)の説明の中で取り上げている。
- 同論文のいうプロダクト指向は、定義上一時的な「プロジェクト」よりもプロダクトのほうが長く存続するという「永続性」の側面を強調する
- プロダクト指向を測る調査項目: ソリューションをプロジェクトではなくプロダクトとして管理・予算化すること(P1)、プロダクトライフサイクル全体にわたる継続的な人員配置(P2)、学際的・部門横断的なチーム(P3)など
- ノルウェーの公共部門のIT幹部への調査(回答は2021年78件、2024年58件)では、P1のように経営陣のサポートに依存するプラクティスの普及度は比較的低かった[1]
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Exploring agile practice adoption: A survey in the Norwegian public sector — 「プロダクト指向とは、アジャイルなプロダクト指向がほぼ恒久化された持続的なプロダクト組織を指す。」(原文: “Product orientation refers to a durable product organization in which agile product orientation is made more or less permanent.”)(訳)(ライセンス: CC BY 4.0) ↩