コンテンツにスキップ

中間ゴール (Intermediate Goal)

中間ゴールとは、不確実性の高い戦略的ゴールの達成に向け、組織が進捗を具体的に評価・可視化するために設定する測定可能な到達目標である。長遠な戦略的ゴールと日々の短期的な取り組みである即時戦術ゴールとの中間に位置し、戦略の道筋を段階的に具体化するマイルストーンとして機能する。完全な予測が困難な環境において、具体的かつ検証可能な指標を設定することで、最終的な目標へ近づいているかを段階的に確認し、不確実性を低減させる役割を持つ。チームは複数の即時戦術ゴールの達成を通じて中間ゴールを目指し、その検証プロセスから新たな学びを得る。到達度に応じて行動の継続やピボット、戦略の再評価を判断し、目標達成後は次の新しい中間ゴールへと更新することで、変化に柔軟に対応しながら戦略的ゴールの実現を図る。

中間ゴールの役割と設定における特徴は以下の通りである。

  • 位置づけと進捗の可視化: 長遠かつ不確実性の高い戦略的ゴールと、日々の短期的な取り組みである即時戦術ゴールとの間に位置する実用的なターゲットである。大きく遠い戦略的ゴールに対して途中の節目となる成果を定義することで、前進を具体化・可視化し、最終目標への道筋を分解するマイルストーンとして機能する。
  • 不確実性の低減と測定可能性: 未知の不確実性は残るものの、戦略的ゴールに比べ到達への道筋が具体化された目標である。予測しきれない領域に焦点を当てつつも、計測・検証可能な指標を用いて達成度を評価し、最終目標へ近づいているかを確認する。
  • 即時戦術ゴールとの関係: 複数の即時戦術ゴールの達成を通じて中間ゴールへの到達を目指す[1]。同時に、中間ゴールは即時戦術ゴールを設定・評価するための基準および方向性を提供する。
  • 意思決定と検査・適応: 実験や検証結果の検査を通じて学びを得た場合、次の行動の継続、ピボット(アプローチの変更)、あるいは戦略全体の再評価する判断材料となる[2]。また、1つの中間ゴールを達成した場合は、次の段階となる新しい中間ゴールを立ち上げて適応を進める。
  • 所属タグ: EBM Goals Intermediate Goal
  • カテゴリー: Value & Metrics
  1. EBM Guide — 「- 中間ゴール: 達成することで、戦略的ゴールに向けて組織が進捗していることを示すも のである。」(ライセンス: CC BY-SA 4.0) ↩

  2. EBM Guide 2020 — 「中間ゴール: 達成することで、戦略的ゴールに向けて組織が進捗していることを示すもの である。」(ライセンス: CC BY-SA 4.0) ↩