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エンパワリングリーダーシップ (Empowering Leadership)

メンバーに権限を与えて能力を引き出し、その自律性を強化することを目指すリーダーシップのアプローチである。van Dierendonck(2011)によれば、サーバントリーダーシップの第1の次元(Empowering and Developing)に対応し、その一部として理解できる。

スクラムチームのメンバーへの11件のインタビューに基づく探索的研究では、スクラムマスターの成功するリーダーシップ行動を特徴づける要素の1つとされた。同研究は、スクラムマスターの効果的なリーダーシップ行動がエンパワリング・リーダーシップ理論で説明できるとしている。

  • Konczak ら(2000)による次元のうち、狭義のエンパワリングに当たるもの
    • 権限委譲(Delegation of Authority)
    • 説明責任・義務の引き受け(Accountability)
    • 自律的意思決定の奨励(Encouragement of Self-Directed Decisions)
  • 育成の側面(Developing)に分類される次元
    • メンバーとの適切な情報共有
    • メンバーのスキル開発
    • 革新的な成果を促進するためのコーチング
  • インタビューでの言及は56件で、自律的な意思決定の促進、能力の開発、情報交換の促進が大きな役割を果たした
  • 権限委譲や参加型の意思決定が作業パフォーマンスと満足度に好影響を与えるというチームメンバーの説明
  • 参加型の意思決定のもとで、メンバーが各自でタスクを取るようになるという証言
  • スクラムの研究でほとんど議論されてこなかった、リーダーシップの成功要因としての位置づけ(11件のインタビューに基づく同研究の結論)[1]
  • 所属タグ: Leadership Empowerment Scrum Master
  • カテゴリー: Related Fields
  1. Selbstorganisiert und dennoch geführt – eine explorative Studie zur Führung durch Scrum Master — 「エンパワリング・リーダーシップは、メンバーに権限を与えて能力を引き出し、その自律性を強化することを目指すリーダーシップのアプローチである。」(原文: “Empowering Leadership ist ein Führungsansatz, der darauf abzielt, Mitarbeitende zu befähigen und ihre Autonomie zu stärken.”)(訳)(ライセンス: CC BY 4.0) ↩