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確約 (Commitment)

スクラムガイド 2020 では、3 つの作成物にそれぞれ含まれる「確約(コミットメント)」を指す。プロダクトバックログにはプロダクトゴール、スプリントバックログにはスプリントゴール、インクリメントには完成の定義が含まれ、透明性と集中を高める情報を提供して進捗を測定できるようにする。また、確約はスクラムの 5 つの価値基準の 1 つでもあり、スクラムチームはゴールを達成し、お互いにサポートすることを確約する。

もう 1 つの用法として、組織のアジャイル変革の文脈では、経営陣や従業員が変革や新しいやり方に関与することを指す。大規模なアジャイル変革の研究では、経営陣のコミットメントが変革を始める前に満たすべき前提条件の 1 つに挙げられている。

スクラムガイド 2020 の作成物の確約

Section titled “スクラムガイド 2020 の作成物の確約”
  • 3 つの確約は、スクラムチームとステークホルダーの経験主義とスクラムの価値基準を強化するために存在する[1]。
  • 確約(コミットメント):プロダクトゴールは、プロダクトの将来の状態を表し、スクラムチームの計画のターゲットになる。プロダクトゴールはプロダクトバックログに含まれる[1]。
  • 確約(コミットメント):スプリントゴールは、スプリントの唯一の目的である。開発者が確約するものだが、スプリントゴールを達成するために必要となる作業に対しては柔軟性をもたらす[1]。
  • 確約(コミットメント):完成の定義は、プロダクトの品質基準を満たすインクリメントの状態を示した正式な記述である。プロダクトバックログアイテムが完成の定義を満たしたときにインクリメントが誕生する[1]。
  • 以前のスクラムガイドでは「スプリントゴール」と「完成の定義」は作成物に付随するものとして説明されていたが、2020 年版ではプロダクトゴールを導入し、3 つの作成物それぞれの確約として位置づけを明確にした[1]。
  • 確約は、スクラムの 5 つの価値基準(確約・集中・公開・尊敬・勇気)の 1 つでもある。スクラムチームは、ゴールを達成し、お互いにサポートすることを確約する[1]。

組織のアジャイル変革における用法

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  • 大規模なアジャイル変革の研究では、経営陣のコミットメントが、トレーニング・知識・リスク計画と並んで、変革を始める前に満たすべき前提条件の 1 つとして報告されている[2]。
  • 大規模なアジャイル変革の課題として、従業員の新しいやり方へのコミットメントの欠如、変化への抵抗、経営層のサポートの欠如、投資の不足が挙げられている[2]。
  • 所属タグ: Scrum Values Mindset Culture
  • カテゴリー: Scrum Core
  1. Scrum Guide 2020(ライセンス: CC BY-SA 4.0) ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6

  2. Agile Transformation at Scale: A Tertiary Study(ライセンス: CC BY 4.0) ↩ ↩2