ピアフィードバック (Peer Feedback)
ピアフィードバックとは、チーム環境についての共通の理解を築き、その理解に基づいて、チームメンバーに正確なフィードバックを返す能力である。Strode らのアジャイルチームワーク有効性モデルの 5 つの構成要素の 1 つで、サラスのビッグファイブモデルの「相互パフォーマンスモニタリング」を改名したものである。
- 改名の理由は 2 つある。アジャイルのチームのメンバーにとって、この名前のほうが分かりやすく、自分たちの環境に合うと考えたこと。また「モニタリング」には、仲間の作業を常に確認して直そうとする含みがあるが、ピアフィードバックにはその含みがないことである。
- 論文はフィードバックを「定期的に」与えることを加え、行動マーカーの 2 つ目をそれに合わせて言い換えている。
- アジャイルの文脈では、ペアプログラミング・定期的なデモ・ふりかえり・デイリーのミーティングなど、共同作業とフィードバックを促すプラクティスが挙げられている。ただし論文は、特定のプラクティスを行動マーカーとして勧める根拠はないとしている[1]。
- 所属タグ: チームサイエンス チームワーク 検査と適応
- カテゴリー: Related Fields
-
A teamwork effectiveness model for agile software development — 「ピアフィードバックとは、「チーム環境に対する共通理解を構築し、その理解に基づいてチームメンバーに正確なピアフィードバックを提供する能力」である。」(原文: “Peer feedback is ‘the ability to develop common understandings of the team environment and based on those understandings to give accurate peer feedback to team members’.”)(訳)(ライセンス: CC BY 4.0) ↩